犯罪に遭遇した後で犯人を追跡はしないように注意

ノルウェーは世界で最も男女平等が浸透している国として知られており、福祉レベルも非常に高い「福祉先進国」としても知られています。

雄大な自然と長い歴史によって作られた風景は一度見れば永遠に忘れないものであり、ヨーロッパ旅行の行き先としても人気の高い地域の一つです。

さて、それではノルウェーの治安情報はどうなっているのかというと、これは欧州地域全体を見てもかなり良好な状態にあると言えます。

テロの危険性もほとんど無く、また周囲に戦争地域も無いため、治安情報としては非常に優れたものがあるのです。

ただしかし、だからといって無警戒で出歩いて良いのかと言われればそうではありません。

ノルウェーに限った話ではなく、海外旅行ではそれまで暮らしていた地域とは異なる文化に触れることとなるわけですから、油断をしてしまうと犯罪に巻き込まれるリスクがあるのです。

実際、2008年から2012年にかけて殺人、障害、強姦といったような重大犯罪の件数は減少傾向にありますが、窃盗・強盗などの犯罪の発生件数は上昇傾向にあります。

治安に非常に優れているこの国の中であっても、邦人旅行者が犯罪被害に遭うケースは後を絶ちません。

すりや引ったくり、起き引きといったような各種の犯罪は少なくなく、パスポートを盗まれてしまったことによって本来の旅行プランを続けていくことができなくなるケースも発生しています。

この国の中でも特に注意をしなくてはならない地域となるのが首都であり最大の都市であるオスロです。

オスロには大聖堂やオペラハウスなどがあるために観光の拠点とする人も非常に多いのですが、人が多いということはそれだけで犯罪リスクを高めることとなります。

国内で発生する犯罪のうち3件に1件はオスロで発生しているというデータもありますから、オスロ市内を観光する際には貴重品をしっかりと持ち、必要以上の現金を持ち歩くことは避けるべきです。

特に注意をしたいのが、犯罪に遭遇した後で犯人を追跡してしまったというようなケースです。

オスロ市内では引ったくりに遭った後に犯人を追跡し、逆上した犯人によって刃物で刺されて負傷するという事件も報告されており、犯罪者は武器を持っているという前提のもとに行動することが求められています。

幸い、ノルウェー警察は現在治安の強化を目標としていますから、犯罪に巻き込まれた際には自分で解決しようとせず、大使館や現地警察などに相談するように心がけましょう。